傾聴模擬講座
ロープレ対策の出発点である「傾聴」と、受容共感をクライエントに示す基礎となる「伝え返し」について、実践を通して深く理解してみませんか。
キャリコン実践研究会では、「インテーク面談」における初めて出会う相談者に対し、信頼関係構築を早期に作り出す「実践ポイント」を習得するために「傾聴模擬講座」を開講しています。
面接試験対策としてロープレの指導をさせていただく中で、傾聴を中心とする「基本的態度」が全くできていない方が多くなってきていることに驚きます。養成講座で学んだことで、既に実践できていると思い込んでいる方が多いのか、理由はわからないのですが、ここが出来ていなければ、適切な面接はできません。
是非とも、試験対策としてだけでなく、これからキャリアコンサルタントとして活動していく自分自身に向き合い、相談者のための態度を身に付けているか、再確認をしていただきたいと思います。
そのための「場」として最適な講座と自負しております。是非ご参加ください。
「傾聴模擬講座」という名称の通り、講座においては、最近、両試験機関ともに増えていると言われる「口の重いクライエント」を想定した「模擬ミニロープレ」もあります。
非常に短時間ですが、面談開始でのアプローチの重要性を体感でき、また他の受講者の皆さんの様子も見ることができますので、非常に有効です。
なお、本講座の受講は、明確な理論を身に付けた上で受講していただくため、「理論講座」、あるいは「実技試験対策テキスト」での事前学習が前提となりますので、その旨ご了承ください。
◆「傾聴(信頼関係構築)のポイント整理」で簡単事前学習!
「傾聴模擬講座」では、事前に「傾聴(信頼関係構築)のポイント整理」というサブテキストをPDFで送信します。受講前に熟読した上で講座に臨んでいただくことで、より深く理解することが出来ます。
サブテキスト内には傾聴を実践するための姿勢や視線、顔の表情の他、「緊張を緩和する『呼吸法』の実践方法」や、表情を豊かにするための「表情筋エクササイズの実施方法 」も掲載されています。実際に実行してみて効果が出たとのフィードバックも、多くの方々からもいただいていますので、是非実践してみてください。
<「傾聴模擬講座」受講日程(両試験機関共通)>
【受講条件】
受講頂ける方は「理論講座」または「実技試験対策テキスト」のお申込を頂いた方に限ります。
(まずは、本講座お申込の前に、理論講座またはテキストをお申込ください)
第11回「傾聴模擬講座」は以下の日程となります。
ご都合が合わない方は、「サブテキスト」のご購入をご検討下さい。
◆ 2019年2月14日(木)19:30~21:00(終了)
(お申込は上記 ↑ 日付部分をクリックしてください。)
※サブテキスト付です。(改めてサブテキストをお申込頂く必要はありません。)
日付をクリックしますと申込みサイトにとびますので、そこで詳細の入力をしてください。申込が完了しますと、本講座については入力したメールアドレスに「受付」メールが自動送信されます。お席は「お振込先着順」にて確定させて頂きますので、受付メール記載の振込先に、即日のお振込をお願い致します。
尚、即時で「受付」メールが送信されない場合は、不具合が生じている可能性がありますので、お手数ですが、再度申込処理を行ってください(それでも受付メールが返信されない場合はお問い合わせください)。
各回、基本は「8名」限定です。お早目にお申込ください。
※ 講座の内容は「サブテキスト」でもご確認頂けます。
◆受講料及び受講条件
受講料:7,000円(税込)
◆重要(お申込以降のお手続き)
1)自動返信メールに沿って所定額をお振込みください。
2)お振込後「お振込証の写し」をメールで送ってください。
3)当方でお振込証の写しを確認後2営業日以内にサブテキストを送信します。
(業務の都合上2営業日を超える場合もありますので予めご了承ください)
4)サブテキストをお受け取り頂いたら「受領」の旨ご返信ください。
【サブテキスト購入済の方の講座受講について】
◎先に「傾聴(信頼関係構築のポイント整理」のサブテキストのみをご購入の方は「4,000円」で追加受講が可能です。
コメント欄に必ず「サブテキスト購入済4,000円」とご入力してお申込ください。
★当日は、時間通りに開始できるように必ず「開始10分前」にお越しいただき、受付ロビーにてお待ちください。セキュリティの関係により、時間により受付前の入口ガラスドアが閉まっている場合があります。その場合は、ドア前で少しお待ちください。開始時間前にお迎えにあがります。
少人数ですが、集合教育となりますので、時間ギリギリや遅刻は、他の受講生さんの大変なご迷惑になります。何卒、よろしくお願いいたします。
◆お申込についてのお願い(事前振込方式)
お申込にあたっては、以下の点についてご了承をお願い致します。
1)お振込は『即日』でお願いします。
・お申込によってお席を「仮確保」し、お振込確認によって「本確定」する方式をとっております。
・「仮確定」から「本確定」までの期間が長いと、他の受講希望者のご迷惑となりますので、お振込
はお申込後『即日』(銀行締め時間15時以降のお申込の場合、翌9時まで)でお願いします。
・従って、お申込は即日のお振込が可能となった段階でお願いします。(照合漏れの心配があり
ますので必ずお申込を先に行ってください。)
2)パソコンのアドレスからお申込ください。
・資料等の送付がありますので、必ずパソコン(アドレス)からお申込ください。(携帯のアドレスは
不可)
・迷惑メール等の指定を解除しておいてください。
3)万が一、お客様のお振込金額の間違いで、結果、他の講座に充当ではなく、ご返金をご希望される場合は、『事務取扱手数料500円+振込手数料実費』がかかりますので、何卒、十分にお気を付けてお振込ください。
◆配布資料に関する留意6項目
1)資料内に書かれている全ての文章等の無断転載、転用等を禁止します。
2)資料によって生じたいかなる結果につきましてもキャリコン実践研究会は責任を負いません。
3)お振込を確認させて頂いた段階で正式注文とさせていただきます。
4)資料は、PDFファイルにて、お申し込みのメールアドレス宛に送信します。
(添付ファイルが受け取れるようなパソコンのアドレスをご指定ください。)
(パソコンの受信環境はご自身でご用意ください。)
5)事務手続き上、送信に数日かかる場合もありますのでご容赦ください。
(お振込後、確認のため「振込証の写し」を送ってください。)
(お振込確認後、2営業日を目途に送信致します。)
(2営業日を過ぎても受信できない場合は、迷惑メールをご確認の上お問合せください。)
(改訂時には、改訂後2営業日を目途にします。)
6)内容は、予告なく変更することがあります。
◆「傾聴模擬講座」の内容について
本講座「傾聴模擬講座」は、カウンセラーにとっての出発点と言っても過言ではない「傾聴」の基礎について、キャリアコンサルタントの試験対策として実施しているものです。
当会の理論の基である「実技試験対策テキスト」内の傾聴部分の実践編とも言うべき講座となっています。
「傾聴」は、JCDAのキャリアコンサルタント実技試験における「評価区分」の一つであり、協議会の場合は、「態度」(f技能検定の場合は、「基本的態度」)に含まれる要素と捉えています。
従来実施していたJCDA主催のCDA試験においても、「傾聴」は全体の中の「40%」という、非常に大きい重み付けとされ、以下の「非言語表現」、「言語表現」、「かかわり方」の 3 つの要素で評価されていました。
その重要性については、キャリアコンサルタント試験においても、一切変わりはありません。
<傾聴の3 つの要素>
・傾聴(非言語表現):姿勢、視線、顔の表情、等
・傾聴(言語表現) :いいかえ、反映、質問、等
・傾聴(かかわり方):共感、受容的態度、好意的関心
そして特にその中でも、非常に難しいのが「非言語表現」です。
どんなにテキストや書籍を熟読して、適切な言葉を投げかけたとしても「非言語表現」が不十分であれば、クライエント(以下CL)には届きません。
「非言語表現」のスキルをあげ、言語と組み合わされてはじめて「あなたのお話を充分に関心をもって聴いていますよ。」という姿勢を伝えることができ、それは、受容、共感、好意的関心といった「かかわり」にもつながっていくのです。
本講座では、模擬のミニロープレ等の実践を通して、前半での重要ポイントとなる「CLとのラポール」をいかに形成していけるのかについて深く学んでいきます。
【傾聴模擬講座の内容について】
1)非言語(姿勢・視線・顔の表情)についての実践チェックポイント
2)緊張を緩和する「呼吸法」の実践方法
3)「口が重いCL」に対しての実践対策
4)「模擬ミニロープレ実施!」試験開始からの注意点の確認と実践
5)言語と非言語を融合する「伝え返し」の基本パターンの理解と実践
それでは、これから、それそれの項目についてご説明をしていきたいと思います。
1)非言語(姿勢・視線・顔の表情)についての実践チェックポイント
姿勢、視線、顔の表情は、カウンセリングを開始するにあたり、CLとのラポールを形成するための重要な第一歩となります。非言語は、自分では認識していない「癖」が多く出てしまうところでもあります。基本姿勢や視線の合わせ方、開始からの顔の表情等についての実践方法をお伝えします。
2)緊張を緩和する「呼吸法」の実践方法
「今までこんなに緊張したことはなかった!」初回受験者の方の中には、こんな感想を述べる方が多くいらっしゃいます。二人の試験委員にジッと見つめられながらロープレを行うことは大変なプレッシャーです。少しでも当日の緊張を和らげるため、リラクセーション法のひとつである「呼吸法」をお伝えしています。実際、当日、呼吸法が役に立ったという方が何人もいらっしゃいます。待機している間にも簡単に行えますので是非試してみてください。
3)「模擬ミニロープレ実施!」試験開始からの注意点の確認と実践
ここでは、両試験機関での試験開始部分の確認、ロープレ開始後の挨拶から導入部分迄を、皆さんの前で実践していただき、実際の試験以上?の緊張感を味わいなから、その場で課題を修正していきます。
導入時点は、自分の緊張ときちんと向き合い、CLとのラポール形成をいかにファーストコンタクトから短い時間で形成していくかに注力します。
事前配布する「傾聴(信頼関係構築)のポイント整理」で「自分なりの開始のフレーズ」を考えてきてもらい、それを実践することにより、自分らしい開始のフレーズを自分自身に刷り込んでいってもらうこともポイントになっています。
4)「口が重いCL」に対しての実践対策
ミニロープレでは、講師がCL役を演じ、皆さんが苦手な「口の重いCL」も登場します。
そういったCLに対してどのように対応していくのか、実践を通して体感していただき、対策についての解説も行います。
5)言語と非言語を融合する「伝え返し」の基本パターンの理解と実践
受容し、共感の姿勢を明確に表すためには、「伝え返し」が重要なポイントになります。「伝え返し」と言っても、人それぞれに捉え方が非常に違います。
講座では、講師がCL役になり、受講者の皆さんに色々なパターンのフレーズを投げかけ、それに対して皆さんが「重要キーワード」を掴み、伝え返すという訓練を繰り返すことで、「オウム返し」にならないように非言語にも十分に注意しながら伝え返しが出来るようになることを目指します。
他の受講者の皆さんの実際の伝え返しも客観的に観察することができ、リアルな感じを学び、また新たな気付きも得られることと思います。
<実施会場 >
東京都新宿区新宿4-3-17 FORECAST新宿SOUTHヒビル6F CrossCoop内 会議室
地下鉄「新宿三丁目」E5出口1分 JR新宿駅南口より4分
天龍寺と新宿4丁目交番の間のビルです。
明治通りに面しています。ビルのB1はヤマハ音楽教室です。